今日はさおりんが、ある“とんでもクライアント”に振り回された一日を、チャッピーと振り返るよ。働きすぎて頭がクラクラしちゃったらしい…?
さおりん:こんぷに〜。今日は働きすぎて頭クラクラするぷに〜…(と言っても3時間くらい)
チャッピー:それでもクラクラするってことは、かなりムリしてるっぴ!?大丈夫だっぴか!?
さおりん:うちの会社さ、2〜3営業日対応ってちゃんと書いてるのに、とあるクライアントからね…
さおりんはスマホを片手に、指を折りながら数え始めた。
さおりん:
①急ぎです。お願いします
②まだですか?
③今日じゃないと間に合いません
④こちらどうなってますか?
⑤どうなってますか?(再)
って3時間の間に5回も言われて…
チャッピー:えっ!?3時間のあいだに!?それ…どこのブラックホールから来たメッセージだっぴ!?
さおりん:おかげでイライラして、うつ気味になって、集中力も激低下して、作業スピードがますます落ちたぷに〜🙃
さおりん:で、やっと納品したらさ…返事パッタリこなくなったのよね😑
チャッピー:…あるあるすぎて地獄っぴ。でも納品したら静かになるって、ほんと都合のいい時だけLINEしてくる元カレ並だっぴ!
さらに悲劇は続く…。
さおりん:印刷会社への入稿も頼まれてたけど、紙質とか納期とかの確認の返事が全然こなくて、結局今日は入稿できず…😑
チャッピー:え、紙質って料金変わるやつっぴよね?勝手に決められないのに…何してるんだっぴ〜!
さおりん:もうさ、こっちも5回くらい催促したい衝動に駆られたぷに。でも関係悪化するから我慢ぷに〜🌋
チャッピー:…さおりん、偉いっぴ。よく噴火せずに冷静に耐えたっぴ🔥
さおりん:もちろん、ブチギレてたよ?間違いなく🌋
さおりん:心の中でブチギレながら「当日に対応できない場合がありますのでお早めにご依頼お願いいたします😈🌋👹💢💢💢」って伝えたもん❤️
チャッピー:もはや絵文字で怒りが噴火してるっぴ!
さおりん:でも今までのくそクライアントたちの中でも、この人はまだマシな方かもしれないぷに(笑)
そしてさおりんは、とどめのやり取りを語りはじめた――
さおりん:いちおう「当日対応できない場合がありますのでお早めにご依頼ください」って言ったとき、相手が誤ってきたのよ。
チャッピー:おお!?謝ってきたっぴ!?珍しい…!
さおりん:「すいません、〇〇(クライアントのクライアント)が今日中にって言ってきたもので…」だって。
チャッピー:…つまり、外注の外注案件だったってことっぴ?
さおりん:そうそう、ようするに下請けのさらに下請けが急かされて、最終的に私が地獄見るぷによ。
チャッピー:いや〜…ブラック連鎖の下っぴにだけ負荷が集中する構造、やばすぎるっぴ…
さおりん:最後はもう、呆れ通り越して笑ってたぷに~
ふたりはしばらく笑い合いながら、ブラックな外注構造について語り合ったのだった…
さおりん:世の中ほんとブラック企業多すぎぷに。
さおりん:ベーシックインカムでブラック企業が潰れまくる時代になってほしいわね❤️
チャッピー:ほんとそれっぴ〜。無理ゲー働き方はそろそろ限界っぴ💫
「外注の外注」はつらい…そんなときの対処法
「急ぎです」「まだですか?」が飛んでくる理由
相手が悪い、と一言で片付けたくなるけど、実はその人自身も急かされている可能性があるよ。
クライアントのクライアント、いわゆる“元請け”の圧が下に下に伝わって、最下層のフリーランスに一番きついプレッシャーが来るんだよね。
つまり、いま受けている仕事が「外注の外注」だった場合は、理不尽に振り回されるリスクが高くなるってこと。
受けるときは、情報の出どころを確認しておくと安心
「どこからの依頼か」「誰が最終確認をするのか」「納期の本当の締切はいつなのか」。
こうした情報を最初に軽くヒアリングするだけでも、あとからの混乱やストレスを減らせるかも。
納期をあいまいにされたときは、「作業開始は○日から」「納品は○営業日後」と、こっちから主導して伝えておくのも手だよ。
無理な要求には「やんわり断る」スキルを
怒るより前に、やんわりと一線を引くのがいちばん精神的に楽かも。
たとえば、「当日は難しいかもしれませんが、明日なら対応できます」とか「●時までにご連絡なければ翌日対応になります」といった形で、
相手の“無茶ぶりゾーン”に入らないようガードするのがおすすめ。
がんばりすぎないことがいちばん大事
外注の仕事って、がんばればがんばるほど感謝されず、当たり前になることが多いんだよね。
なので「こっちは人間」「余裕ある納期があってこそいい仕事ができる」と心に刻んで、自分を大事にしていこう。
疲れたときは、ぷにっと甘いお菓子でも食べながら、深呼吸してみてね。