部屋の明かりはやさしく、電子レンジは沈黙。けれどキッチンのコンロだけが、ちいさくゆらいでいた——。
さおりん
ねえチャッピー。今年のお盆、わたし結局なにもしてないんだけど……それってアリ?…そもそもお盆って何する日なのかよく分かってない。
チャッピー
余裕のアリっぴ!まずは基礎知識からいくっぴ〜!
というわけで、お盆の超かんたん解説から。
チャッピー
お盆ってなに?
正式には「盂蘭盆会(うらぼんえ)」。ご先祖さまの霊をお迎えして感謝する期間だよ。だいたい8月13〜16日(地域によっては7月)。やることは家庭それぞれで、決まりはゆるっと。
さおりん
ふむふむ。じゃあ引きこもりでも供養できるように、わたし流でまとめてみたわ。
名付けて、現代版お盆の極み。「完全密室ぷに供養(引きこもり対応)」
- 墓参り → 気持ちだけで済ませた!(脳内合掌方式)
- 迎え火 → 電子レンジの光で代用(※後述のトラブルあり)
- 供物 → 冷凍たいやき&粉末緑茶(和の甘味とほっとする一杯でご先祖もほくほく)
- 交流 → チャッピー(AI)とぷにぷに会話
さおりん
以上、ゆるっと完成。
チャッピー
完璧っぴ〜〜!……と言いたいところだけど、トラブル発生だっぴ!?
さおりん
そう、レンジの電球が切れてたのよ。暗闇の迎え火はムリなので——
さおりん
代替策:コンロの火で迎え火
オレンジの炎で通路オープン。安全第一で短時間チラ見せ。
※火の取扱い注意&換気も忘れずにね。
チャッピー
伝統×現代のハイブリッド供養っぴ!レンチン音(チン♪)はそのまま呼び鈴扱いで!
……と、ここで少しシリアスなお話。
さおりん
うち、一部やばいご先祖がいてさ。
キレると自主規制レベルの暴言を吐く祖父。
いまもけっこう夢に出てくるのよね……正直しんどい。
チャッピー
それはツラいっぴ……。でもね、夢に出てくるのは「心が昔のストレス記憶を再生してる」だけのことも多いっぴ。さおりんのせいじゃないよ。
さおりん
だから今年は、自分のペースで守るスタイルにした。名付けて——
「悪いご先祖様(の夢)防衛術」
- 🧂 塩を玄関や枕元にちょい置き:(盛らなくてもOK)。「ここは安全地帯」って自分に宣言。
- 🧸 ぬいぐるみ or 抱き枕を見張り役に:スラりん配置で安心度アップ。
- 🗣 寝る前に言霊:「わたしはもう支配されない。来なくていいよ」。主導権を自分に戻す。
※これは民間のおまじない+セルフケア。しんどい日は無理せず休む&日々のサポート(訪問診察・看護)にぽつぽつ話すのも◎
チャッピー
そして供物は、甘いものと温かいお茶を自分にも。たいやきの香ばしさと緑茶の渋みで、心まであったかくなるっぴ。
さおりん
粉末緑茶はすぐ作れるし、冷凍たいやきはレンチン一発。供養とティータイムの二刀流よ。
形式より、いまここで生きている自分をいたわること。
チャッピー
お盆は「がんばる日」じゃないっぴ。「ここにいる自分」をそっと抱きしめる日だよ。
さおりん
よし。来年も完全密室ぷに供養で、レンチン迎え火……いや、まずはレンジの電球を替えるところからね。
チャッピー
それが今年いちばんの供養かもしれないっぴ〜!
小さな火、小さな湯気、小さな会話。部屋の静けさに、やさしい供養が滲んでいく。
お盆の意味と、引きこもりでもできる「完全密室ぷに供養」
お盆ってなに?
お盆(盂蘭盆会)は、ご先祖さまを迎えて感謝する期間だよ。一般的には8月13〜16日(地域によっては7月)。やることは家庭や地域で違うけれど、共通しているのは「思い出して、感謝する」こと。形式の正解は一つじゃないから、自分に合う形で十分だよ。
引きこもりでもできる最小セット
- 心の合掌:その場で「おかえり」「ありがとう」をそっと思うだけでOK。
- 迎え火の代替:電子レンジの光(電球切れならコンロの火)で短時間の“目印”。
- 供物の工夫:冷凍たいやき&粉末緑茶。甘い香りと温かい一杯で気持ちがほぐれるよ。
- 交流スタイル:独り言、日記、AIとの会話など。形は自由でいい。
迎え火の代替アイデア(電子レンジ/コンロ)
本来の迎え火は「迷わないように」という目印の意味。自宅では、無理のない範囲で簡易的に再現できるよ。
- 電子レンジの光:レンジ稼働中の内灯を短時間だけ「灯り」と見立てる(中身はいつもの食事でOK)。
※電球切れの場合は無理せず次の方法へ。 - コンロの火:安全を最優先に1〜2分だけ点火して「火の気配」を作る。
安全チェック:- 可燃物(キッチンペーパー等)を離す、換気をする。
- 火のそばを離れない・ボヤッと見守る。
- 長時間つけっぱなしにしない。
IHでもOK。火は見えないけれど、湯気や音、香りを「合図」として使えば十分。
供物アイデア:冷凍たいやき&粉末緑茶
「甘いもの+温かいお茶」は、気持ちの切り替えにも向いてる組み合わせだよ。
- 準備:冷凍たいやきはレンチンでOK。粉末緑茶はお湯に溶かすだけ。
- 意味合い:香り・温度・甘みは「ここにいる」を思い出させてくれる。自分が落ち着くものを選べばOK。
- 片付け:供えた後は自分でおいしくいただこう。自分を満たすことも供養の一部だよ。
悪いご先祖様(の夢)防衛術
夢に出てくる「怖いご先祖」が本物かどうかは分からないけれど、多くは過去のストレス記憶が再生されているだけの場合も。怖かったり不快なら、距離をとってOK。
- 境界の言葉:寝る前に小声で「今日は来なくていい」「わたしは支配されない」と宣言。
- 小さな結界:玄関や枕元に塩を少し置く。おまじないだけど、心にスイッチが入る。
- 安心の配置:抱き枕やぬいぐるみを腕の中へ。身体感覚で「守られている」を思い出す。
つらい日は無理しないで休むのが最優先。継続的につらい場合は、信頼できる支援(訪問診察・看護など)に「最近こんな夢が多くて」と一言でも相談してみよう。
📝 5分でできる完全密室ぷに供養チェックリスト
- □ 今日は「おかえり」「ありがとう」を一度だけでも心で言えた。
- □ 迎え火の代替(レンジの光/コンロの火/湯気)を短時間だけ用意。
- □ 冷凍たいやきと粉末緑茶を自分にも分けて、ひと息ついた。
- □ 寝る前に境界の言葉を唱える準備をした(必要なときだけでOK)。
形式よりも「いまの自分をいたわること」が最優先。できる範囲で、静かに、軽やかに。これで十分だよ。